夜太

、、、、

夜太は物思いにふけり、夜空を見上げていた

彩

太郎はグッスリ寝たわよ?
さて、イケメンの旦那様、いったい何があったのかしら?

太郎を寝かしつけた彩が夜太の側に寄る

夜太

ん?ゴメン、ゴメン、
気がつかなかったよ彩、、、
彩は寝ないのかい?

彩

気がつかなかったじゃないわよ!
アンタの顔見れば何があったかわかる、、、

夜太

、、、、

彩

深刻な顔、、、浮気でもした?

夜太

、、、、彩、、、
僕と一緒になって幸せだったかい?

彩

当たり前のような事聞くのね、、、

夜太

、、、、

彩

当たり前よ
アンタじゃなきゃ、、、夜太と一緒じゃなきゃこれから先も幸せにはなれないとおもってる

夜太

普段は照れ屋さんの彩がストレートな答えだね

彩

アンタの過去の事、、
詮索する気はないし、これから先も聞く気はないし

彩

アンタは私の素敵な旦那様
そして、太郎の父親
それ以外に欲しい物があるのかしら?

夜太

彩、、、、

彩

考え事もわかるけど、、、

彩が夜太の手をにぎる

彩

そんなに考え込まないで、、、
そんなに辛そうなアンタの顔、、、
私、見たくないわ、、

夜太が彩の手を優しくほどく

夜太

ありがとう彩
元気が出たよ

彩

、、、、

夜太

僕は自分の今までの生き方が嫌いでね
だけど、彩と出会ってはじめて生きている事に感謝ができるようになったんだ
今はまだうまく説明できないけど、、、

彩

、、、、

夜太

いつかきっと話すよ
だから愛する僕の奥さん
それまで、待っていてくれるかな?

彩

はぐらかすのが得意ね
久しぶりに夜太に触れられたからヨシとしましょーか!

夜太

いつもゴメンね、、なんか触れられるの、照れるんだ、、

彩

そんなんじゃ子供出来る訳ないわね
まー今は太郎がいるから良いケド!

夜太

ゴメン、、、

彩

いいわよ
そんなアンタも大好きなんだから、私は

夜太

昔から彩はいつも理解してくれたね、僕の事
僕も彩が大好きだよ

彩

あら、太郎が抜けてるんじゃない?

夜太

もちろん、彩も太郎もだよ
僕の宝物だ

彩

よろしい、満点の回答よ
でも、、、

彩が遠くを見つめるように月をみる

彩

色んな所を旅してココに落ち着いたのよね、、

夜太

そうだね、、、楽しかったよ、、
彩との旅は

夜太も月を見上げる

彩

逆に聞くケド、アンタは幸せだったの?私に振り回されて

夜太

幸せだったさ
あんな幸せな日々忘れられないよ
振り回されたか、、、
あははは、、読んで字の如くだったなぁ、、

彩

なんか、引っかかる言い方ね?

夜太

いや、深い意味はないよ
旅の先で出会ったみんなは元気でやってるかな?

彩

きっと元気よ
私たちの事わすれちゃったかしらね?

夜太

僕の事は忘れたかもだけど、彩の事は忘れないんじゃないかな?

彩

やっばり引っかかる言い方に聞こえるケド寝る前だから許してあげる

彩が夜太の耳を強く引っ張り、すぐ離した

夜太

いだだだ!
ゴメン!ゴメン!僕は後少しで、寝るから彩は先に寝てて!

彩

わかったわよ
アンタも早く寝るのよ?

夜太

うん、おやすみ彩、、、

彩

おやすみのキスはいいの?

夜太

彩、、、

彩

嘘よ
おやすみ夜太

彩は静かに家に戻っていった

夜太

びっくりした、、、、
あんな彩はじめてだ、、、

また、月を見上げる夜太

夜太

、、、、、

ただ、ただ夜は深かくなってゆく