キャンプ〜4/肝試し2

森は静かだった。

ザッザッ

3人の足音以外ほとんど何も聞こえなかった。

気温は低くなってきているのだか湿度はまだ高い。

空気が肌にまとわりつくように感じた。

マイク

あのぉ、やっぱりお化けって日本では日本人なんでしょうね?

突然マイクがこんなことを言った。

京子

おお、そんなことは考えたこともなかった。。。

海

えっ、マイクって本当にお化けがいると思ってるんだ?

海がちょっとからかうように聞いた。

マイク

えっ海くんはそう思っていないんですか?

海

もちろん思ってないよ。いるわけないじゃんそんなもの。みんな作り話に決まってるよ。

マイク

そしたらどうしてこんなことしてるんですか?

海

別に暇だし、何かあったら面白いなぁと思って

マイク

ということは少しは可能性があると思ってるってことですよね。

海

えっ。
まーそう言われたらそうなのかも。


そんな会話をしながら3人はやっとその噂の橋のたもとにたどり着いた。

マイク

本当に古い橋ですね。

京子

3人で渡ったら落ちちゃうんじゃないの?

京子

でも一人で行くのも怖いよね。

海

そんなことないよ。平気さ。僕が一人で先に行ってみるよ。全然怖くないから。

マイク

そうですか、そしたら海君一人で行って来てください。

海

えっ

マイク

僕たちはここで見てます。

海

あっ。。。あっそう。。

あまりにあっさり辞退されて気の抜ける海。。。

気にせずそのまま橋に足をかけた。

ギシッ・・・

足場を確認してもう一歩踏み出す。

ギシッ・・・

そしてもう一歩・・・

そしてまたもう一歩・・・

『ぎゃぁぁぁ!』

橋が揺れた!

海が慌てて後ろを振り向くと。。。。

マイクが橋を揺らしていた。

海

何してるのマイク!

マイク

だって海君、何かあったら面白いって言ってたから、何かしてみたんですよ。

マイク

面白かったですか?

海

もういいよ!

それから3人はしばらくそこにいた。

が、結局他にはなにも起こらなかった。

海

もう帰ろうか。

つまらなさそうに海が先頭を切って来た道を戻り始めた。

すると。。。

ゆっさ、ゆっさ。。。

橋がまた揺れる音がした。

海

もうマイクいい加減にしろよ!

海が苛立ちながら後ろを振り向いた。

すると

マイク

・・・?

マイクは海のすぐ後ろにいた。

そして橋には手もかけていなかった。

海

あれっ

そして橋の上にも。。。

もちろん誰もいなかった。。。

。。。。。

京子

か、、風だよね。。。。

海

そ、そうだよね。。。。

マイク

そうに決まってますよね。

そう言って3人は無理にうなずき合った。

そして。。。。

マイク

戻りましょう!!!

マイクの号令とともに一斉に駆け出した。

ダダダダダダダダー!

だってその日は。。。。


だってその日は。。。。


ほとんど風など吹いていなかったから。。。

17話:キャンプ〜5肝試し2

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