柳

空が……紅いね

楓

うん……まるで2年前みたい

楓

柳……大丈夫? すこし休む?

柳

いや……大丈夫。それよりも今はここから逃げないと

楓

覚様達…無事だといいけど

柳

そうだね……けど、今は僕達の心配もしないと

柳

うぐっ……………

楓

柳!

柳

ごめん……眩暈がしちゃって

楓

ううん……私も疲れちゃった

柳

ここ……2年前にもここで座った気がする

楓

そうだね、あの時は私が柳に連れられてた

柳

そして、様子を見てくると言って君を置いて行って……

楓

柳は人間と、私は覚様と出会った。ここが、私達の原点だったのかも

柳

……僕が楓を置いて行ってしまったのが間違いだったのかも

楓

本当だよ。大切な人に置いてかれて寂しくない女の子なんていないよ?

柳

ごめんね、楓

楓

ううん、本当は気にしてないよ。隣に柳が戻ってきてくれたから。今はちっとも怖くない

楓

だから、もうどこにも行かないで?

柳

…………っ

柳

……もちろん

柳

もうすぐ……ここにも砲弾が飛んでくる

楓

うん……早く移動しないと

柳

―――――!!

楓

柳………?

柳

…………ごめん

楓

えっ―――――

柳

…………