隼

この件、当たりですかね

狐

俺の縄張りに手を付けた奴を
野放しにするはずないだろ

隼

早く終わらせましょ。
珈琲飲みたいんで

狐

金払えよ

隼

人の匂いが
プンプンしますね・・・

勿論、人なんてものはいるはずもなく
今のブームはずばり人の匂いの香水だ。

まったく、変なものが流行るものだ。
(とっくに購入済み)

狐

話逸らしやがった

狐

害虫の匂いのせいで
人の匂いなんて感じねえよ

隼

犬ですか?

狐

勿論、狼系列は無理だけど

ジロッと少年(?)を見ると
小刻みに肩を震わせた。

?

ごめんなしゃい・・・

隼

やめてください。

狐

でも、犬でもねえ。
勿論、狼でもない。

隼

それは興味深いですねえ?

狐

ここ、ビンゴだ

隼

私、この子とここで
待っています。

狐

ん、じゃあ
そのチビを頼んだぞ

隼

なんだかんだで
心配なんじゃないですか

狐

そんなんじゃねえ

?

僕も行く!!

狐

お前は知らなくていい

隼

もっと優しい言い方
できないんですか?

狐

不器用なものでな

?

分かった・・・
僕待ってるね

狐

いい子だ、じゃあな。

狸

ごめんね、お姉ちゃん
ちょっと眠ってもらうね?

姿を豹変させた女の子は
手を地に向けると、魔法陣が登場した。

そして、彼女は呪文を唱えた。

狸

その子を頼んだよ

?

うん!任せて!

彼女はまた体を豹変させた。

狸

よろしくね
じゃあ、レッツゴー!

彼女は彼の後を急いでついて行った。