狐

お前も行くだろ?

狸

勿論。
でも、あの子は?

あの子と、言うのは隼のことだろう。

精霊

その子なら問題ないよ

見た目的にはとても押さなくて
か弱そうな女の子だ。

梟は魔法が解けて、自身の姿に戻っていた。

狸

精霊ちゃん!

精霊

この子どうすればいい?

狐

失敬。
隼が迷惑をかけた。

精霊

頼まれただけだから・・・

狸

ありがとう、精霊ちゃん。

精霊

うん、じゃあね

すると、魂のような塊になって消えた。

一見、ファンタジーのような世界だと
思う人もいるかもしれないが、
ここではそれが当たり前なのだ。

なぜならここは___







『御伽ノ世界』だから。

狐

他言した場合は・・・

狸

消されるんでしょ?
そんなことしないわよ

狐

なら、いい。

狸

あちゃー。
呪文が解けちゃったか

狐

すまん。
解いたのは俺だ。

狸

やっぱり、管理人さんって
凄いんだね!?

狐

そうか?
まあ、これが仕事だしな

少しだけ、語弊があったかもしれない

これも仕事の一環だ。

隼

狐さん・・・と誰?

狸

管理人さん、許可を

狸は跪いて、お願いをした。

こういうのもここでは当たり前の礼儀である。

狐

了解。

?

こんにちは。
改めまして、狸です。

隼

狸!?

狐

お前ら、もう行くぞ
予想以上に時間がないようだ

狸

どこに向かうんですか?

狐

社だよ

隼

社と言うことは
物語に行くってこと?

狐

それもあるし、
会っておきたい人がいるんだ

そう言うと社へ向かっていった。

門を潜るとそこに待っていたのは___